全身の漢方相談ビフォーアフターを紹介するコーナーです。
15年ほど前からアトピー性皮膚炎で全身が紅く乾燥して痒みが酷い為、漢方薬で何とかしていきたいと来店されました。
以前はステロイドを使用されていたそうですが、根本的に治療する為、今は使っていないそうです。春になると酷くなるそうです。
玄米食が多く、胃腸が弱いため下痢気味で、体は疲れやすいそうです。二人目出産してから、白髪が目立ち始め、生理は量が少なく、黒い塊が出てくるそうです。
37歳 女性
中国医学的にみると『気血両虚』、『熱熱食積』の状態と考えられます。その為、体力や血液を補う漢方、消化吸収を改善していく漢方、体の熱をとる漢方などをお渡ししました。
1か月ほどして 「体の熱感、痒みがかなり治まってきました」と報告を受けました。以前は顔全体も真っ赤の状態でしたが、赤みがとれて肌の色になってきています。まだ、乾燥は残りますが、以前の様な熱感や我慢できなくなる痒みが無くなってきているそうです。
体調が良い為、引き続き飲んで頂いております。
中国医学ではアトピー性皮膚炎は体の中から改善していく事で、まず熱感や赤みが無くなってくる方が多く、痒みは最後まで残る方もいらっしゃいます。個人差はありますが、体質が変わってくる事で皮膚の状態が綺麗になってくる方が多いかもしれません。
玄米は栄養素は豊富なのですが、皮膚疾患を患われている方は摂りすぎる事で消化不良を起こし皮膚の炎症が悪化する事が多いと思います。その為、よく噛んで食べるようにしましょう。または、白米の方が良いと思います。
食事、漢方薬、スキンケアの3つで皮膚の病気はかなり良くなってきます。色々試してもうまくいかない方は是非、ご相談下さいね。
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